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第17章 喧騒 -理香side-
次の日、祐樹の会社に向かう。
いつも通り、受付で声をかけると…。
あっという間に、祐樹の会社の人に囲まれる。
「理香ちゃん、ホントな北宮と結婚するの?」
「理香さん、北宮さんとの結婚は本気なんですか?」
矢継ぎ早に質問が飛んで来て…。
まるで芸能人みたいじゃない?って、他人事のように思ってしまう。
どうしていいかわからず…曖昧に笑っていると、祐樹が迎えに来てくれた。
「理香を困らせるの止めてもらえます?」
人混みを掻き分けて、私の側に立つ。
「昨日も説明したけど、俺らは婚約してるんで。
さっさと仕事に戻ってください。
理香、上で打ち合わせしよ?」
祐樹は、私の手からカバンを奪い取ると、腰に手を回しエスコートしてくれる。
いつも通り、受付で声をかけると…。
あっという間に、祐樹の会社の人に囲まれる。
「理香ちゃん、ホントな北宮と結婚するの?」
「理香さん、北宮さんとの結婚は本気なんですか?」
矢継ぎ早に質問が飛んで来て…。
まるで芸能人みたいじゃない?って、他人事のように思ってしまう。
どうしていいかわからず…曖昧に笑っていると、祐樹が迎えに来てくれた。
「理香を困らせるの止めてもらえます?」
人混みを掻き分けて、私の側に立つ。
「昨日も説明したけど、俺らは婚約してるんで。
さっさと仕事に戻ってください。
理香、上で打ち合わせしよ?」
祐樹は、私の手からカバンを奪い取ると、腰に手を回しエスコートしてくれる。