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第17章 喧騒 -理香side-
「きゃー、北宮さんかっこいい」
背後で女の子の黄色い声が聞こえる。
スマートで完璧なエスコート。
私もすごくドキドキした。
「祐樹、やりすぎじゃない?」
「そうか?」
「…今ので、女の子のファン増えたって」
斜め上の涼しい顔をした祐樹を睨む。
「理香しか眼中にないけど?」
祐樹はからかうような笑みを浮かべ、私の唇に触れるだけの口づけを落とす。
「…もう知らない」
会社で、仕事中にキスとかダメでしょう?
誰かに見られたらどうするんだろう。
いつもの打ち合わせスペースに入り、ため息を吐く。
「仕事するんだろ?」
「当たり前でしょ」
「俺は違うことしてもいいんだけど?」
耳元で囁くその声から色気が溢れていて、顔が赤くなる。
絶対、からかって楽しんでるよね?
背後で女の子の黄色い声が聞こえる。
スマートで完璧なエスコート。
私もすごくドキドキした。
「祐樹、やりすぎじゃない?」
「そうか?」
「…今ので、女の子のファン増えたって」
斜め上の涼しい顔をした祐樹を睨む。
「理香しか眼中にないけど?」
祐樹はからかうような笑みを浮かべ、私の唇に触れるだけの口づけを落とす。
「…もう知らない」
会社で、仕事中にキスとかダメでしょう?
誰かに見られたらどうするんだろう。
いつもの打ち合わせスペースに入り、ため息を吐く。
「仕事するんだろ?」
「当たり前でしょ」
「俺は違うことしてもいいんだけど?」
耳元で囁くその声から色気が溢れていて、顔が赤くなる。
絶対、からかって楽しんでるよね?