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第18章 味方 -祐樹side-
「理香は相手が誰でもちゃんと自分の意見は言うし、そもそも守られてるだけの弱い人間じゃない」
「それなら、北宮さんが守ってあげる必要ないじゃないですか?どうして結婚するんですか?
何か弱味でも握られてるんですか?」
この子の頭の中は、どうなってるんだろう。
「アホか。男が女の子を守る理由は、好きだからに決まってるだろ?
お茶の件を理香ちゃんが騒げは、おまえはクビになるかもしれないんだよ?」
見かねた長谷川が横から話に加わった。
「私を脅迫するんですか?」
「脅迫されるようなことをしたのは誰だ?」
長谷川のその一言に、彼女が俯く。
「芦田設計事務所からの仕事がなくなれば、年間で億単位の損失になることわかってる?」
「それなら、北宮さんが守ってあげる必要ないじゃないですか?どうして結婚するんですか?
何か弱味でも握られてるんですか?」
この子の頭の中は、どうなってるんだろう。
「アホか。男が女の子を守る理由は、好きだからに決まってるだろ?
お茶の件を理香ちゃんが騒げは、おまえはクビになるかもしれないんだよ?」
見かねた長谷川が横から話に加わった。
「私を脅迫するんですか?」
「脅迫されるようなことをしたのは誰だ?」
長谷川のその一言に、彼女が俯く。
「芦田設計事務所からの仕事がなくなれば、年間で億単位の損失になることわかってる?」