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第19章 弟 -理香 side-
“ドンドン!ドンドン!”
「兄貴ー!理香ー!腹減ったー! !」
強い力でドアを叩く音と、よっしゃんの声で目が覚める。
身体を起こそうとしても、祐樹にしっかり抱き締められていて。
睫毛、長い。
鼻も高いし。
キュッと結ばれた薄い唇。
整った顔立ち。
当然にモテるよね。
じっくり祐樹の寝顔を見たのは初めてかも。
いつも私のが先に寝ちゃうし、起きるのも遅いから。
「あーにーきー!りーかー!めーしー!!」
ドアの外では、まだよっしゃんが叫んでいる。
「…っ。……うるさい」
そう言いながら、祐樹は私のおでこにキスを落とす。
「兄貴ー!理香ー!腹減ったー! !」
強い力でドアを叩く音と、よっしゃんの声で目が覚める。
身体を起こそうとしても、祐樹にしっかり抱き締められていて。
睫毛、長い。
鼻も高いし。
キュッと結ばれた薄い唇。
整った顔立ち。
当然にモテるよね。
じっくり祐樹の寝顔を見たのは初めてかも。
いつも私のが先に寝ちゃうし、起きるのも遅いから。
「あーにーきー!りーかー!めーしー!!」
ドアの外では、まだよっしゃんが叫んでいる。
「…っ。……うるさい」
そう言いながら、祐樹は私のおでこにキスを落とす。