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第19章 弟 -理香 side-
その場にいたよっしゃん以外が飲んでいたコーヒーやお茶を吹き出しそうになる。
「おばちゃんでいいの?」
満更でもない顔で、お母さんが聞き返す。
「俺、おばちゃんのこと好きだもん。
息子になりたいぐらい」
「息子みたいなもんじゃない」
妙に盛り上がるお母さんとよっしゃん。
そんな二人を家に残して、祐樹と二人で出かける。
車に乗ると、祐樹に抱き寄せられた。
「やっと理香を独り占めできる」
突然、祐樹に唇を奪われる。
「…っん。…祐樹、誰か、見られるっ」
キスの合間にそう訴えてみるも、祐樹の唇は離れなくて。
私の口内を貪り、舌を絡み取られ、きつく吸い上げると、やっと祐樹の唇が離れた。
「芳樹に邪魔されない為にも、早く部屋見つけないとな」
そう言いながら、祐樹は車のエンジンをかけた。
「おばちゃんでいいの?」
満更でもない顔で、お母さんが聞き返す。
「俺、おばちゃんのこと好きだもん。
息子になりたいぐらい」
「息子みたいなもんじゃない」
妙に盛り上がるお母さんとよっしゃん。
そんな二人を家に残して、祐樹と二人で出かける。
車に乗ると、祐樹に抱き寄せられた。
「やっと理香を独り占めできる」
突然、祐樹に唇を奪われる。
「…っん。…祐樹、誰か、見られるっ」
キスの合間にそう訴えてみるも、祐樹の唇は離れなくて。
私の口内を貪り、舌を絡み取られ、きつく吸い上げると、やっと祐樹の唇が離れた。
「芳樹に邪魔されない為にも、早く部屋見つけないとな」
そう言いながら、祐樹は車のエンジンをかけた。