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第20章 前進 -祐樹side-
その音に理香の身体が強張る。
足音が一直線に俺の部屋に近づいてくる。

その歩みは、俺の部屋のドアが阻んだ。

「兄貴ー、理香ー、開けてよー」
乱暴にドアを叩きながら、諦める様子はない。


理香を布団で包み、耳元で囁く。
「大丈夫だから。理香はこのまま寝てて」

理香は頷くと、頭まですっぽりと布団を被った。


「芳樹、うるさい。何?」
ドアを少しだけ開く。

「おばちゃんがたこ焼きとか買ってくれたからさ。
一緒に食べよー」
そう言い終わらないうちに、ドアを大きく開き、部屋に入り込む。

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