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第20章 前進 -祐樹side-
「理香が体調悪くて寝てるんだから、出てけよ?」

「どうせ兄貴が理香にエッチなことしてたんだろ?」

「そう思うなら気を遣えよ」

「嫌だ。俺だって、理香が欲しいし」

芳樹は駄々をこねれば思い通りになると思ってる。
だけど、理香は子供の時に取り合ったおもちゃとは違う。

「理香だけは譲れない」

芳樹がどれだけ理香を好きでも。
相手が誰でも、理香だけは譲れない。

「そんなこと昔から知ってるよ。
わかってるから、理香も起きて。ごはんしよ?」

祐樹の声に、理香がおずおずと布団から顔を出す。
頬に赤みは残ってはいるが、さっきまでの色は消えていて。

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