この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第2章 告白 -祐樹side-
「…もう…大丈夫だから」
理香は小さく呟くと、俺の胸を両手で押して、腕の中から抜け出そうとする。
どこが大丈夫なんだよ。
大丈夫って顔じゃない。
理香の抵抗を無視し、ぎゅっと抱き締める。
それでも理香は俺の腕の中で抵抗を続ける。
「…離して。…こういうの…彼女が…悲しむよ?」
「彼女?」
怪訝な顔の理香が俺を見上げる。
「彼女いるのに…彼女以外の女の子に、こういうことしちゃダメだって。」
「彼女なんていないって」
「えっ?結婚したの?」
「してないって。何か勘違いしてない?」
「?」
話が見えない。
何がどうなって、そういう話になるのか。
理香は小さく呟くと、俺の胸を両手で押して、腕の中から抜け出そうとする。
どこが大丈夫なんだよ。
大丈夫って顔じゃない。
理香の抵抗を無視し、ぎゅっと抱き締める。
それでも理香は俺の腕の中で抵抗を続ける。
「…離して。…こういうの…彼女が…悲しむよ?」
「彼女?」
怪訝な顔の理香が俺を見上げる。
「彼女いるのに…彼女以外の女の子に、こういうことしちゃダメだって。」
「彼女なんていないって」
「えっ?結婚したの?」
「してないって。何か勘違いしてない?」
「?」
話が見えない。
何がどうなって、そういう話になるのか。