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第23章 非日常 -理香side-

祐樹に突き上げられる度にお湯が波打ち、ふわふわとした快感に包まれる。

私の中の祐樹はいつもより熱くて、ゴム越しの感触とか明らかに違う。


今までに感じたことのない一体感で、私はあっと言う間に絶頂に導かれる。
全身の力が入らなくなり、肩で息をしながら祐樹に抱き付く。

私が達したことを確認した祐樹は、私の肩を抱き締めながら、更に律動を繰り返し…私の中に白濁を放つ。

中に放たれたそれは温かくて。
私の心を満たしていく。


お互いに息を乱したまま、キスをする。
初めて繋がったことが嬉しくて、何だか照れくさくて笑った。

「もし子供が出来てたら、理香も子供も俺がちゃんと守るから」
そう言いながら、祐樹はぎゅっと抱き締めてくれた。

その言葉が嬉しくて、涙が溢れる。