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第23章 非日常 -理香side-
「大丈夫だよ。理香は俺が守るから。
だから、理香は俺の隣で笑ってて」

その言葉が嬉しくて、涙が溢れる。
祐樹はどうしてこんなにも私を大事にしてくれるんだろう。

「笑っててって言ってるのに、なんですぐ泣くかな」
困ったように笑いながら、指で涙を拭ってくれる。


「お腹空いたからごはん食べに行こう?」
サッと立ち上がり、左手を私に差し出す。

私はその手に自分の手を重ねる。
その手は私を引き寄せ、抱き寄せる。

規則正しい心臓の音。
祐樹の体温と匂いが私を包む。

微笑みを浮かべた唇が、私の唇に触れた。

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