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第24章 殻 -祐樹side-
車で出かけるとは思っていなかったようで、ちょっとソワソワする理香を助手席に乗せ、山道を走る。
もう少し時期が遅ければ、紅葉が綺麗なんだろうな。
「到着」
旅館街から少し離れた緑の豊かな場所にある一軒のレストラン。
「かわいい!」
一瞬にして理香の表情が変わる。
車から降りても、キョロキョロと建物の周りを見ていて。
「理香、行くよー」
俺の声に応えて犬のように駆け寄ってくる理香を、店の扉を開けてエスコートする。
「ありがとう」
言葉と共に向けられる笑顔にドキッとする。
この笑顔の為なら、何でも出来る気がする。
もう少し時期が遅ければ、紅葉が綺麗なんだろうな。
「到着」
旅館街から少し離れた緑の豊かな場所にある一軒のレストラン。
「かわいい!」
一瞬にして理香の表情が変わる。
車から降りても、キョロキョロと建物の周りを見ていて。
「理香、行くよー」
俺の声に応えて犬のように駆け寄ってくる理香を、店の扉を開けてエスコートする。
「ありがとう」
言葉と共に向けられる笑顔にドキッとする。
この笑顔の為なら、何でも出来る気がする。