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第24章 殻 -祐樹side-
「このまま食べちゃいたいくらい、かわいいなぁと思って」

「もう!からかわないで」
理香は耳まで真っ赤にして、俺を睨む。

本人に自覚はないんだろうな。
現場で職人や業者が ‘ かわいい ’ って言ってるのも、社交辞令か何かだと思ってるみたいだし。
俺が初めて飲みに誘った時も接待だって勘違いしてたし。

仕事上の気配りや場の空気は読めるくせに、自分への好意には気づかないんだよな。


「せっかくだから、帰る前にこの近くの美術館に寄ってみる?」

「美術館?行きたい!」
さっきまで俺のこと睨んでたのに、もうその口元は緩んでいて。

「じゃあ、行きますか」
俺が右手を差し出すと、理香はそこに手を重ねた。

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