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第26章 才能 -祐樹side-
まだ電話してるのか。
「───はい。大丈夫ですよ、任せてください。
いいおうちにしましょうね。
───はい。それでは、失礼します」
電話を切った後も、メモ用紙に何か書き込んでいて。
「理香?晩ごはんの前に風呂ー」
俺の声に、理香がびくっと震える。
「あれ?もう上がったの?」
「一緒に入りたかった?」
「そんなわけないでしょ。私も入ってくる」
顔を真っ赤にした理香は、逃げるように着替えを持って脱衣所に入っていった。
座卓の上に出しっぱなしのメモ用紙。
次に新築する家か。
子供部屋の壁面収納か?
クローゼットの枠だけ仕込んでおいて、扉の代わりにロールスクリーン?
あー、子供が小さいから安全の為ね。
その横には具体的なイラストが描かれていて。
「───はい。大丈夫ですよ、任せてください。
いいおうちにしましょうね。
───はい。それでは、失礼します」
電話を切った後も、メモ用紙に何か書き込んでいて。
「理香?晩ごはんの前に風呂ー」
俺の声に、理香がびくっと震える。
「あれ?もう上がったの?」
「一緒に入りたかった?」
「そんなわけないでしょ。私も入ってくる」
顔を真っ赤にした理香は、逃げるように着替えを持って脱衣所に入っていった。
座卓の上に出しっぱなしのメモ用紙。
次に新築する家か。
子供部屋の壁面収納か?
クローゼットの枠だけ仕込んでおいて、扉の代わりにロールスクリーン?
あー、子供が小さいから安全の為ね。
その横には具体的なイラストが描かれていて。