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brass button
第26章 才能 -祐樹side-
「柄とか色みにばらつきがあるから、もっと多くてもいいくらいだよ?」
確かに、こういうタイル系はばらつきがあるから、偏った柄や色みになることも多いけど…。
「もしかして、現場で自分で柄合わせする気?」
「もちろん!我が家の顔だもん。
キッチンのカウンターの木材は、HANAのカウンターみたいに良いやつ探して来てね」
HANAのカウンターって、なかなか難易度高いな。
「この仕様書ってデータ持ってる?」
「あるよ?そこのブルーのUSBに入ってる」
「じゃあ、会社にメールするから、データ抜くよ?」
パソコンに電源を入れながら、USBに手を伸ばす。
「ホントにこれでいいの?ちゃんと見た?」
座卓の前に座った俺に背後から理香が抱きつく。
「ちゃんと見たって。
よく考えられてて、俺は気に入ったけど?」
背中にくっついた理香は静かになり、そのまま動かない。
確かに、こういうタイル系はばらつきがあるから、偏った柄や色みになることも多いけど…。
「もしかして、現場で自分で柄合わせする気?」
「もちろん!我が家の顔だもん。
キッチンのカウンターの木材は、HANAのカウンターみたいに良いやつ探して来てね」
HANAのカウンターって、なかなか難易度高いな。
「この仕様書ってデータ持ってる?」
「あるよ?そこのブルーのUSBに入ってる」
「じゃあ、会社にメールするから、データ抜くよ?」
パソコンに電源を入れながら、USBに手を伸ばす。
「ホントにこれでいいの?ちゃんと見た?」
座卓の前に座った俺に背後から理香が抱きつく。
「ちゃんと見たって。
よく考えられてて、俺は気に入ったけど?」
背中にくっついた理香は静かになり、そのまま動かない。