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第29章 情 -理香side-
「理香、バスタオル持って来てー」
おいしい晩ごはんを食べて、部屋に戻るなり祐樹がそう言った。
バスタオル?
言われるがままに、脱衣所に置いてあるバスタオルを取りに行き、祐樹に渡すと、そのまま布団に押し倒された。
欲を孕んだ祐樹の目に私が映る。
「…寝ないの?」
「寝かせない」
有無を言わさぬ強気な笑みを浮かべながら、祐樹が私を見つる。
祐樹の唇が私の唇に触れ、押し付けられる。
それはさっきの強気な笑みとは違って、すごく優しいキスで。
唇が離れたと思うと、祐樹の舌が私の唇をなぞる。
くすぐったさの中に快感が混ざり震える。
「唇を舐められただけで感じちゃうの?」
そう耳元で囁く低い声にも、背筋がゾクゾクしてしまう。
おいしい晩ごはんを食べて、部屋に戻るなり祐樹がそう言った。
バスタオル?
言われるがままに、脱衣所に置いてあるバスタオルを取りに行き、祐樹に渡すと、そのまま布団に押し倒された。
欲を孕んだ祐樹の目に私が映る。
「…寝ないの?」
「寝かせない」
有無を言わさぬ強気な笑みを浮かべながら、祐樹が私を見つる。
祐樹の唇が私の唇に触れ、押し付けられる。
それはさっきの強気な笑みとは違って、すごく優しいキスで。
唇が離れたと思うと、祐樹の舌が私の唇をなぞる。
くすぐったさの中に快感が混ざり震える。
「唇を舐められただけで感じちゃうの?」
そう耳元で囁く低い声にも、背筋がゾクゾクしてしまう。