この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第30章 意志 -祐樹side-
朝ごはんを食べた後、部屋で荷物をまとめる。
昨日のうちにある程度はまとめておいたけど、座卓の上にはパソコンや仕事関係の資料が広がっている。
結局、電話やメールを通して毎日仕事をしていた。
離れた場所にいても仕事が出来ることを喜ぶべきか悲しむべきか。
「あっ、帰る前におみやげ買わなきゃ!」
「遊びに来てるわけじゃないんだし、別にいいんじゃない?」
「うちの先輩たちは出張でもおみやげ買って来てくれるもん」
窓の外を眺めながら、いくつおみやげが必要か指折り数えている。
その横顔が思った以上に柔らかくて、ちょっと安心。
昨日のうちにある程度はまとめておいたけど、座卓の上にはパソコンや仕事関係の資料が広がっている。
結局、電話やメールを通して毎日仕事をしていた。
離れた場所にいても仕事が出来ることを喜ぶべきか悲しむべきか。
「あっ、帰る前におみやげ買わなきゃ!」
「遊びに来てるわけじゃないんだし、別にいいんじゃない?」
「うちの先輩たちは出張でもおみやげ買って来てくれるもん」
窓の外を眺めながら、いくつおみやげが必要か指折り数えている。
その横顔が思った以上に柔らかくて、ちょっと安心。