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第4章 けじめ -祐樹side-
お袋と一緒に盛り上がるおばさんの隣で、おじさんは黙って話を聞いてくれていた。
「祐樹くんの気持ちはよくわかったから。
だから、二人が付き合うことには反対しない。
でも、籍を入れるのは1年は待って欲しい。
大事な娘だから…勢いだけで結婚はさせたくない。
わかってもらえるかな?」
「はい、お気持ちはわかります。
1年でも2年でも、認めてもらえるまで待ちます」
この言葉に嘘はない。
結婚となれば、俺と理香だけの問題ではない。
双方の家族や仕事が絡んでくる。
勢いだけでは、どうにもならない。
「祐樹くんの気持ちはよくわかったから。
だから、二人が付き合うことには反対しない。
でも、籍を入れるのは1年は待って欲しい。
大事な娘だから…勢いだけで結婚はさせたくない。
わかってもらえるかな?」
「はい、お気持ちはわかります。
1年でも2年でも、認めてもらえるまで待ちます」
この言葉に嘘はない。
結婚となれば、俺と理香だけの問題ではない。
双方の家族や仕事が絡んでくる。
勢いだけでは、どうにもならない。