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嫌なのに……
第9章 最終電車

足をイヤらしく装飾すると、男達はブラウスに取りかかった。
腕を押さえ込み、上からひとつひとつ、わざとゆっくり釦を外してゆく。

いや…やめて…何でこんな、酷いこと…

心の中の抵抗は、声にはならなかった。
震え、涙を流しながらも無抵抗に剥かれる亜海に男達は容赦なくカメラを向けるのだった。

ばっと前がはだけ、胸が晒されると歓声が上がった。
Gカップまで成長した胸は電車の振動に合わせてタプタプと揺れている。
ブラウスを脱がされたところで亜海の両手はつり革に固定された。
一人が鋏を手に亜海の前に立った。
刃物のきらめきに亜海の顔が青冷める。
下着を切り刻むのか?
それとも…体に傷を入れるつもりなのか…?

恐怖に固まる亜海に男の手が伸びた。










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