この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嫌なのに……
第5章 花狩り

「着いちまったなぁ…
も少し、亜海ちゃんと話したかったんだけど。」

え…それは、どういう意味?

ドキドキしながら、誠の横顔を見つめる。
その顔は少し寂しげだった。

「よかったら…今度の日曜遊ばない?」
「えっ!?」

思いがけない言葉に、亜海の心臓は破裂寸前だった。
顔に血液が集中して、口をパクパクさせる。
そんな亜海の反応に、誠は少し慌てたように

「あ、彼氏いんなら、無理に誘わねーけど…」
「かっ、彼氏なんていないです!」
「えっ、マジで?」

ラッキー♪と誠はニカッと笑った。
その笑顔にまたクラクラとする。

じゃあ、いい?と誠の言葉に、亜海は無言で何度も頷いていた。
日曜日に迎えに来る…と約束を交わして誠の車は去って行く。

亜海はその場に立ち尽くして、その車の消える方向をいつまでも眺めていた……







/157ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ