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嫌なのに……
第5章 花狩り
「これが今回の玩具?」
ひとりが亜海の肩に手をかける。
「ガキじゃん、スタイルはいいけどw」
もうひとりが亜海の腰に手を回す。
「俺は結構好みかな?w」
最後のひとりが亜海の顎を持ち上げて顔を覗きこむ。
なんなの、この人達…
まさか…まさか、まさか、まさか、まさか……!
亜海の視界が歪む。
3人の男達に囲まれ押しやられ、ベッドに運ばれる。
この先の運命は容易に想像できたが、したくなかった。
考えたくもなかった。
数分前までの幸せな時間は何だったのだろう?
一体何が起こっているの…?
誠はソファーに座り、煙草に火を着けた。