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嫌なのに……
第5章 花狩り
「誠はそれを見ながらシコるんだよw」
「鏡あったろ?あれはこいつが中を全部見れるように置いてあるのさ。」
まさか…
始めから見られてたの?
男が鏡に映したのは…私にじゃなく誠さんに見せるため……?
「そして最後に助け出して……」
「騙してここに連れ込んで、じっくり楽しむんだよw」
「まさか…あの痴漢も……」
「そう!誠の手下さ。女を見繕ってこいつに引き渡すための、ね。」
なんて酷い話……
こんな人とも知らず、好きになってしまうなんて…
亜海の瞳から大粒の涙がポロポロと落ちた。
「あれ?亜海ちゃん、本気でこいつに惚れてた?」
何が可笑しいのか……
男達は声を立てて笑った。