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嫌なのに……
第6章 花狩り・2
誠が亜海に近づく。
亜海は震えながらも誠を睨み付けている。
そんな様子に、誠は虐めたい衝動にかられた。
シーツを引き剥がす。
「いやっ!もう、やだぁ…!」
体を抱えてしゃがみこむ。
クスクス笑いながら誠は亜海の頭を撫でた。
「あいつらはもう帰ったし、俺は犯らない…
知ってんだろ?」
じゃあ、帰してもらえるの…?
怯えた瞳で誠を見上げた。
もちろん誠は帰すつもりだった。
だがもう少し遊んでみたくもなったのだ。
裸のまま、亜海を抱き上げた。
「やっ…何するの?!」
「帰りたいんだろ?車で送ってやるよ。」
そのままスタスタと玄関に向かって行く。
亜海は激しく動揺した。
裸のままなのだ。