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嫌なのに……
第6章 花狩り・2
1人取り残されて、じんわり恐怖が甦ってくる。
誰か来たらどうしよう…助けを求める?でも、こんな姿、見られたくない…
早く家に帰りたかった。
だが、素直にマンションまで送ってくれるつもりはないらしい…
誠は何をするつもりなのか…?
誠が戻ってくる僅か5分という時間が、亜海にはひどく長く感じられた。
誠は亜海の服と靴、鞄を後部座席に放り込むと、手にしていた紙袋から紐を取り出した。
助手席のドアを開け、亜海の左足を持ち上げる。
「いやっ!何するの!」
紐に怯えて足をばたつかせるが、振り切れない。
誠はニヤニヤしながら足首に紐の端を縛り付ける。
その足を座椅子に乗せた状態で紐をシートの後ろに通し、右足も同じように縛る。
「!!!」
足は大きく開かされ、M字開脚の姿で亜海はシートに張り付けにされたのだ。