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第1章 出会い

今日は彼と飲みに行く日だ

朝、妙に浮かれてながら服を選んでいる自分に気が付いた

「私、何を期待してるんだろ」

そう考えながらいつもより露出の多い服を選んでいた。

お互い仕事が終わり、夜のシフトの責任者の『美咲』に引き継ぎをした。

美咲は私を見るなり、「今日はいつもより露出が多いわね～」

と私をからかう。

「そんなことないわよ」という私に疑いの眼差しを向け見送る。

「美咲、あとは任せたわよ何かあったら電話ちょうだい」

そう言って店を出て待ち合わせの店に急いだ。