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写性 …SHASEI…
第10章 曼珠沙華
縄目に飾られ咎められた女性を更に淫らに咲かせようと責め抜き、何度も達して狂うのをみて満足するが、
いざという時に欲望は急に冷え込んで役に立たなくなる。


女性にしてみれば、痛いことも抱かれることもなく、縛られ気持ち良くなるだけで、同じ金をもらえるのだから、僕は変わった上客として店にも喜ばれていた。

だから、いざとなれば、溜まる欲望を吐き出す場所はあり、不自由しなかったが、僕はそれを出来ずにいた。


沙絵と暮らし始め、きっかけはおかしなことであれ、今は沙絵に欲情する。

沙織にそっくりだからということは否めないが、
秋からの寂しい季節を、不安定にならずに過ごせる安心を沙絵から得ることができるのだ。


沙絵は乳首の性感にすっかり反応するようになってしまっていた。


んぁ…ゆう君…

睦事の甘い声は全く大人と同じだった。

「沙織…可愛い乳首を腫れさせて、何を待っているの?」

んん…ぃや…いっぱいして…

身を捩り快感を得ようと精一杯の姿に興奮する。

沙絵の手首を頭上で纏め片手で押さえ、口と片手で両方の乳首を攻めていく。

んぁあ…んふぅ…

「沙織…気持ちいいの?」
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