この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第11章 柊
「さて、リースを作ろうね。」

お父様も私も軍手をしてリース作りを始める。

花が実になって、干して色が濃くなるまで、ずっと待っていたから楽しみだった。

枝をお湯につけて柔らかくして曲げていく。枝を絡ませて丸めて輪を作っていった。

赤い実が色んなところにくるように何本もの枝を巻き付けていく。

銀色の細いリボンの飾りや鈴などを間に結び止めていく。

お父様がどんぐりやまつぼっくりを金や銀に色付けしてくれてあった。

それをボンドで止めていく。作るのは楽しいと覚えた。


「お父様できたよ。」

「とても素敵に仕上がったね。楽しかった?」

「うん、とても面白かった。」

「それは良かった。早速玄関に飾ろうか。」

「もう飾っちゃうの?」

「そうだよ。楽しいクリスマスになるよう準備して待つんだ。
もう少ししたらツリーも飾るよ。」

先の日に向けて準備して待つという楽しみが増える。私はクリスマスが楽しみになった。

お祖父様の家では、私は何も知らないうちに色んなことが決まってたから…


お父様と一緒にクリスマスを過ごすのが楽しみで仕方なかった。
/841ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ