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写性 …SHASEI…
第11章 柊
「さて、リースを作ろうね。」
お父様も私も軍手をしてリース作りを始める。
花が実になって、干して色が濃くなるまで、ずっと待っていたから楽しみだった。
枝をお湯につけて柔らかくして曲げていく。枝を絡ませて丸めて輪を作っていった。
赤い実が色んなところにくるように何本もの枝を巻き付けていく。
銀色の細いリボンの飾りや鈴などを間に結び止めていく。
お父様がどんぐりやまつぼっくりを金や銀に色付けしてくれてあった。
それをボンドで止めていく。作るのは楽しいと覚えた。
「お父様できたよ。」
「とても素敵に仕上がったね。楽しかった?」
「うん、とても面白かった。」
「それは良かった。早速玄関に飾ろうか。」
「もう飾っちゃうの?」
「そうだよ。楽しいクリスマスになるよう準備して待つんだ。
もう少ししたらツリーも飾るよ。」
先の日に向けて準備して待つという楽しみが増える。私はクリスマスが楽しみになった。
お祖父様の家では、私は何も知らないうちに色んなことが決まってたから…
お父様と一緒にクリスマスを過ごすのが楽しみで仕方なかった。
お父様も私も軍手をしてリース作りを始める。
花が実になって、干して色が濃くなるまで、ずっと待っていたから楽しみだった。
枝をお湯につけて柔らかくして曲げていく。枝を絡ませて丸めて輪を作っていった。
赤い実が色んなところにくるように何本もの枝を巻き付けていく。
銀色の細いリボンの飾りや鈴などを間に結び止めていく。
お父様がどんぐりやまつぼっくりを金や銀に色付けしてくれてあった。
それをボンドで止めていく。作るのは楽しいと覚えた。
「お父様できたよ。」
「とても素敵に仕上がったね。楽しかった?」
「うん、とても面白かった。」
「それは良かった。早速玄関に飾ろうか。」
「もう飾っちゃうの?」
「そうだよ。楽しいクリスマスになるよう準備して待つんだ。
もう少ししたらツリーも飾るよ。」
先の日に向けて準備して待つという楽しみが増える。私はクリスマスが楽しみになった。
お祖父様の家では、私は何も知らないうちに色んなことが決まってたから…
お父様と一緒にクリスマスを過ごすのが楽しみで仕方なかった。