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写性 …SHASEI…
第11章 柊
「あ〜パソコンだぁ、お父様のお仕事に使うのと同じ。」
仕事といっても、外出しないためのネットショッピングや仲立ち業者との連絡に使っているだけだが、寝室のデスクに向かっているのを沙絵はよく見ている。
箱から出して沙絵の前に置いてあげる。
「うわぁ…本物だわ。サンタクロースさん凄いプレゼントね。」
沙絵は興奮気味にパソコンを開けた。
「お手紙が入ってる。」
『パソコンのなかで、ペットがかえます。
いぬ、ねこ、うさぎ、いろいろそだてられます。
サンタクロースより』
「お父様、サンタクロースから手紙だよ。パソコンでペットが飼えるって…」
「じゃあ朝ごはんを食べたらやってみようか。」
「うん。」
パソコンのなかで飼うことを楽しんでくれるだろうか。気に入らなくても勉強に使えるし…
いくつかのショートカットをデスクトップに貼ってある。沙絵の反応を見るのが楽しみだった。
「お父様、ペットのお部屋ってあるわよ。」
マウスの操作を教えたら、早速使い始めた。
沙絵は犬にしたようで、赤ちゃん犬にコロと名付けて飼い始めた。
午前中の仕事の間、勉強の合間にコロのお世話をしていた。
仕事といっても、外出しないためのネットショッピングや仲立ち業者との連絡に使っているだけだが、寝室のデスクに向かっているのを沙絵はよく見ている。
箱から出して沙絵の前に置いてあげる。
「うわぁ…本物だわ。サンタクロースさん凄いプレゼントね。」
沙絵は興奮気味にパソコンを開けた。
「お手紙が入ってる。」
『パソコンのなかで、ペットがかえます。
いぬ、ねこ、うさぎ、いろいろそだてられます。
サンタクロースより』
「お父様、サンタクロースから手紙だよ。パソコンでペットが飼えるって…」
「じゃあ朝ごはんを食べたらやってみようか。」
「うん。」
パソコンのなかで飼うことを楽しんでくれるだろうか。気に入らなくても勉強に使えるし…
いくつかのショートカットをデスクトップに貼ってある。沙絵の反応を見るのが楽しみだった。
「お父様、ペットのお部屋ってあるわよ。」
マウスの操作を教えたら、早速使い始めた。
沙絵は犬にしたようで、赤ちゃん犬にコロと名付けて飼い始めた。
午前中の仕事の間、勉強の合間にコロのお世話をしていた。