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第17章 慶び

妖しい声をあげながら、とても幸せそうに見えた。

ﾎﾟﾄｯ…ﾎﾟﾄｯ…

最後のﾄﾞﾛﾄﾞﾛが出るまで喜びの声は続き、ズルズルっと、お父様の体が壁を滑りﾄﾞﾀｯ…床に崩れる。

目隠しを外すと目は開いたまま黒目が上の方に寄っている。

口も開いたままでヨダレを垂らしていた。

お母様のことも何もかも忘れて気持ちいいだけに支配された表情。

ｶｼｬｯ…

とても幸せなんだろう。

写真に収めたあとまぶたを撫でて目を閉じさせ、キスをしてヨダレを舐めとる。

足のバンドを外し伸ばしてゆったりと座らせ、おちんちんをキレイに拭いて毛布を掛ける。

その毛布に潜り込み、お父様に寄り添って私も寝た。

お父様、ゆっくり休んで…

つらいことは私が忘れさせてあげる。
苦しいくらいの気持ち良さで何もかも忘れさせてあげるから…

ぽかぽかと体温を分け合って私も寝た。



沙絵、沙絵…手首のバンドを外してほしい…

お父様に起こされる。
私は寝ぼけたままバンドを外す。

お父様に抱き寄せられてキスされた。

沙…絵…愛してる。

お父様…私も愛してる。


ﾁｭｯ…ﾁｭｯ…

優しいキスをたくさんもらえた。