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写性 …SHASEI…
第17章 慶び
それからは、けじめをつけていくようになった。

ただ、あの部屋に入れば互いの欲望に任せて愛し合う。

愛してるのか快楽を貪り合うのかわからないほどに乱れていった。

不安定な季節も沙織を思い出すことなく沙絵に溺れていった。



八歳の誕生日、僕はずっと待っていたことを解禁した。

「お父様…何をするの?」

「沙絵に女の喜びを教えてあげるよ。僕に任せてくれる?」

「うん…」

沙絵の体に縄化粧を施し、あの部屋に設置した滑車の鎖に繋ぐ。

足を折り畳んで脛と腿を纏めて括っていく。細い手は自由にしてやった。

ジャラジャラ…

滑車を回し高さを加減するとM字に開脚した沙絵が宙に浮いた。

お父様…

「痛いところはない?」

だい…じょうぶ…

初めてのことに、しおらしくなる沙絵が可愛かった。

抱き締めて口付けすると舌を絡めて懸命に返してきた。
あちこちにキスして乳首を舐める。そこはもうしっかりと反応していた。

はぁぅ…お父様…気持ちいいの…

身を捩り逃げるようになる沙絵を捕まえてそこを甘噛みする。

ひゃぁああん…いくっ…

可愛く鳴いて沙絵が達した。
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