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写性 …SHASEI…
第20章 影
お父様が話している中で加虐体質、被虐体質という言葉が気になりネットで調べる。

サディスト、マゾヒズム…
サド、マゾ
S、M

言葉や行動で性的にいじめて喜んだり、逆にいじめられて喜んだりする性格みたいなもののようだ。

ああ、わかった。お父様も私もサディストなんだ。

相手を良くしたいといっても、苦しいほどの気持ちよさ、堪えられないほどの攻め、そういったものに興奮する。

自分が気持ち良くなるより、お父様の悲しい顔、苦しそうな声、戸惑って揺れる瞳をみて、ズクリとなる方が気持ちいいのだ。


あの人は、マゾ…、お父様にされることに興奮する性格。

だから、二人は合ってるんだ。
でも、だからといってお母様や私のことを忘れていい訳じゃない。

どうすれば…
お父様は私を見てくれるのか…
その思いが私を支配した。


あの人がお父様にどんな風にされているのか…
益々見てみたいと思うようになった。


私は午後に二人がアトリエに入るのを待って衣装部屋に入る。そして様子を窺った。


ギチギチと縄が軋む音、身体を揺すって椅子が鳴る音がする。

その他は、あの人のくぐもった声がたまに聞こえるだけだ。
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