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写性 …SHASEI…
第26章 覚醒
お…とぅ…さまの…プリンが…食べたい…


プリンを欲しがる時だけは間違いなくお父様と呼んでくれる。

そんな些細なことでも嬉しかった。

「沙絵、早く良くなって欲しい。頑張ってご飯を食べないか?」

「うん…食べる。」

お粥に、焼き魚、卵焼き、柔らかめに煮たお浸し。

ほぐして一口サイズにして口に運ぶ。
しっかりと自分で起き上がれていた。

「沙絵、ごめんね。お医者さんから、ストレスだって、知恵熱だって言われたよ。ひどいことをしてごめんなさい。」

「お父様…私は一緒にいていいの?」

「もちろんだよ。」

「私は生きてていいの?」

「生きててくれなきゃ困るよ。」

「そっかぁ、良かった。
お父様のプリン食べたい。」

「わかった。取ってくるね。」

戻ると沙絵はうとうとしていた。

「沙絵、食べれる?」

「うん…食べたい。」

沙絵はしっかり食べてくれた。

薬を飲ませるとすぐに寝てしまう。

薬を飲ませると熱が下がるが切れれば上がる。
ずっとそんな状態が、徐々に落ち着き始める。

3日3晩その状態が続き、僕はチェストでうたた寝しながら看病した。


「お父様…お父様のベッドで一緒に寝よう。」
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