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写性 …SHASEI…
第28章 除夜の鐘
「沙絵、今日は大晦日だからね。年越しをしよう。」
「何をするの?」
「夜更かしして除夜の鐘を聞こう。そして今年最後の絵を描こうかな。」
「絵を?」
「一年を振り返り、来年のことを思いながら、沙絵の成長の絵を描きたいんだけど。いいかな?」
「うん、好きな格好でいい?」
「ああ、いいよ。」
年越し蕎麦と天ぷらの用意をして、夕飯にした。
お父様はアトリエの奥の間の整理をするというので、私はパソコンを持っていってコロの世話をしたり調べ物をしていた。
「さて、そろそろ絵を描き始めようか。」
私は自室に戻り、クリスマスプレゼントの服をを身に付けた。
「お父様、この服にするわ。外出するようになったのが、今年の出来事だもの。」
「うん、いいね。」
椅子に掛けるとお父様が筆を取った。
「沙絵、英会話のスクールに入らないか?
学校に行くために、スクールに入ったら慣れるんじゃないかな?」
「うん、やりたい。やってみる。」
「じゃあ、申し込んでみるね。」
やっぱり絵を描くお父様が一番好きだ。
sexはしない。あの部屋にも行かない。
それでも、お父様しか知らない私は、お父様以上に好きになれる人は現れないのではないかな。
そんなことを考えていた。
「何をするの?」
「夜更かしして除夜の鐘を聞こう。そして今年最後の絵を描こうかな。」
「絵を?」
「一年を振り返り、来年のことを思いながら、沙絵の成長の絵を描きたいんだけど。いいかな?」
「うん、好きな格好でいい?」
「ああ、いいよ。」
年越し蕎麦と天ぷらの用意をして、夕飯にした。
お父様はアトリエの奥の間の整理をするというので、私はパソコンを持っていってコロの世話をしたり調べ物をしていた。
「さて、そろそろ絵を描き始めようか。」
私は自室に戻り、クリスマスプレゼントの服をを身に付けた。
「お父様、この服にするわ。外出するようになったのが、今年の出来事だもの。」
「うん、いいね。」
椅子に掛けるとお父様が筆を取った。
「沙絵、英会話のスクールに入らないか?
学校に行くために、スクールに入ったら慣れるんじゃないかな?」
「うん、やりたい。やってみる。」
「じゃあ、申し込んでみるね。」
やっぱり絵を描くお父様が一番好きだ。
sexはしない。あの部屋にも行かない。
それでも、お父様しか知らない私は、お父様以上に好きになれる人は現れないのではないかな。
そんなことを考えていた。