パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第29章 水仙

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

｢Nice to meet you｣

｢Nice to meet you｣


ピーター先生が入ってきた。もう隣にいるShouなんてどうでもよかった。

授業が始まる。
英語を習うというより、ピーター先生の声を聞き、真似る。

自分の話したいことを英語で話せるようになって、
ピーター先生と話したい。

私がスクールを続ける目的はそうに変わっていた。


また、あっという間に授業が終わる。
ピーター先生がやってきた。

｢Sae〜宿題はできたかな？｣

ああ、この瞳が私を見て、ゆらゆらと揺れたらどんなに綺麗だろう。

｢はい。授業が始まる前にShouに答えて、Shouとは友達になりました。｣

｢Oh それは良かった。ではまた来週。｣

｢ピーター先生、質問があります。

先生の世界は青く見えるの？｣

｢What？｣

｢先生の瞳、綺麗なblueでしょう。見える世界もblueなんですか？｣

｢たぶんSaeと同じだと思いますよ。Saeの世界はblackですか？｣

｢いいえ。｣

｢Saeの瞳は綺麗なblack、黒い宝石のようだ。でも世界はblackじゃないでしょう？
それと同じですよ。｣

｢そうなんですね。ありがとうございます。｣

｢では皆さんまた来週〜｣