この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第30章 入学
ジュースを出してしょう君の正面に座る。
「昨日帰って来てから、疲れたと言って、すぐ寝てしまってね。
そのまま熱を出してしまったから、学校の様子も聞いてなくてね。
学校で嫌なことでもあったのかな。」
「いえ、普通ですけど、転校生なんて珍しいから、皆で沙絵にいっぺんに話しかけて、沙絵困ってたから…
沙絵って学校に通うのが初めてなんでしょう?」
「ああ、そうだよ。」
「だから、慣れてないというか…返事が出来ないうちに、皆がどんどん話しかけて、
困ってたから…
僕が声をかけたんだ。」
「うん。」
「そしたら男子が付き合ってるのか?とか、からかって…
だから嫌だったんじゃないかなと…
明日の時間割とかプリントとかもってきたんだけど…」
「ありがとうね。沙絵は幼稚園を辞めて、それからずっとここで、外に出ない生活をさせてたからね。
色々初めてなことばかりなんだ。」
「そっか、でも大丈夫だよ。俺もいるし、皆、悪いやつじゃないんだ。
俺だけが知り合いだったから、羨ましくてからかっただけで…」
「そうか、これからもよろしくね。
たぶん明日も無理だと思うよ。」
「わかった。ちゃんと沙絵が来るまで待ってるからって伝えておいてください。」
「昨日帰って来てから、疲れたと言って、すぐ寝てしまってね。
そのまま熱を出してしまったから、学校の様子も聞いてなくてね。
学校で嫌なことでもあったのかな。」
「いえ、普通ですけど、転校生なんて珍しいから、皆で沙絵にいっぺんに話しかけて、沙絵困ってたから…
沙絵って学校に通うのが初めてなんでしょう?」
「ああ、そうだよ。」
「だから、慣れてないというか…返事が出来ないうちに、皆がどんどん話しかけて、
困ってたから…
僕が声をかけたんだ。」
「うん。」
「そしたら男子が付き合ってるのか?とか、からかって…
だから嫌だったんじゃないかなと…
明日の時間割とかプリントとかもってきたんだけど…」
「ありがとうね。沙絵は幼稚園を辞めて、それからずっとここで、外に出ない生活をさせてたからね。
色々初めてなことばかりなんだ。」
「そっか、でも大丈夫だよ。俺もいるし、皆、悪いやつじゃないんだ。
俺だけが知り合いだったから、羨ましくてからかっただけで…」
「そうか、これからもよろしくね。
たぶん明日も無理だと思うよ。」
「わかった。ちゃんと沙絵が来るまで待ってるからって伝えておいてください。」