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写性 …SHASEI…
第32章 昇華
「Shou、開けてみて…」

「う、うん緊張するなぁ

わぉ…すごいや…サッカーボールになってる。」

「ネットで調べたらあったから、頼んだのよ。」

「すげぇ…家のより豪華だ。」

「うふふっ…良かった。ほら蝋燭立てて」

「う…うん…」

沙絵と僕で歌う中しょう君が蝋燭を立てていく。

「おめでとうShou、早く消して…」

フゥゥゥゥゥ…

「一発で消せたね。Shouも今年いいことがあるよ。」

「そうだね。ありがと…」


それからケーキを食べる。サッカーボールの黒いところがチョコレートで中にクリームやフルーツが沢山入っていた。


「美味しいね。家じゃ弟たちがあれが欲しい、これがいいとうるさくてさ。
落ち着いて食べれなかったんだよ。」

「Shou、お兄ちゃんなんだもんね。」

「まぁ仕方ないよね。」


Shouは本当に味わって美味しそうに食べていた。

「ふぁああ、ごちそうさまでした。」

「Shou、プレゼントもあるの。2年分ね。」

私は用意していたプレゼントを渡す。

Shouは丁寧にラッピングを開けていた。

「すげぇ…ありがとう。大事な試合の時に使うよ。」

「うん。」
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