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写性 …SHASEI…
第33章 花園
「そうなんだ。」

「沙絵、電車に乗るの辛いだろ?
だから、出来るだけ一緒に乗るよ。」

「あ、ありがと…」

「ほら、次の駅だろ?じゃあ、帰り待ってろよな。」

「うん。」

翔がいてくれて心強かった。翔は私が他の人の視界に入らない位置に立ってくれていた。

私はそれが友達だからと思っていた。




「聞いてよ翔、写真部があるからこの学校に入ったのに、一年から部員五人集めないと廃部なんだって。」

「そんなことあるの?」

「卒業しちゃった先輩たちが主に活動してて、今の部員は5人、10人にならないと廃部らしいのよ。」

「じゃあ部員集めからだね。」

「うん。」

「沙絵のアルバム持ってってさ。写真の面白さ判る人探したら?」

「え〜、そんなので判るかなぁ。」

「判る人には判るって、やってみなよ。」

「う…うん。」

「沙絵、新しい中学に入って、新しく始めるんだろ?
何も気にしないでやりたいことやりなよ。」

「ありがと…
翔は学校どうだった?」

「学校は特に変わりないかな。それよりやっぱり部活だよ。サッカーで入学してるから、来週から活動始まるんだ。
一緒に電車乗りたいと思ったけど、朝は無理かもしれないな。」
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