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写性 …SHASEI…
第36章 別れ
「その終わった時間は?」

「ホームルームに5分遅れで着いたくらいだから、沙絵の登校の方が先だよ。」

「それなら証明できるわね。」

「次の問題はコンクールへの出展よ。」

「通常なら許可も得ずに出展するんだがな。」

「注目されて校長の耳に入ったら、顧問の立場がないわね。」

「だから僕がお伺いを立てようかと。」

「そんなの校長が許可しないわよ。」

「いきなり職員会議にかけるのも変だしな。」

「沙絵様ファンと大衆の力を借りますか。」

「へ?」

「校内でセミコンクールを開いて、出展作品の絞りこみをするという名目で、沙絵様の作品を校長の目に触れさせるのよ。」

「出展を確定させたところで…」

「校長にパンフレットの写真と酷似していると…」

「美術部顧問に言わせる。」

「ああ、美術部でも顧問はパンフレットを部員に見せないかしら…」

「それはないね。僕は沙絵様の写真があったから、たまたま見せただけで、
公開しないという誓約書のもとにそれぞれが単独で検討することになってるから…」

「うふふ。」

「副部長どうしました?」

「うちの担任国語科の主任で私の僕(しもべ)」

「しもべ?」

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