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写性 …SHASEI…
第37章 思わぬ障害
「きゃぁぁぁ…沙絵様がおみえになったわよ。」

「解説とかあるのかしら…」

「有名になって手の届かないところに行く前にサインもらっておきたいわ。」


割れるような声に近づくのが恐ろしくなる。

「沙絵様…社会の縮図って、何がですか?」

「皆さんご自分の作品のアピールとかしてください。」



「テーマはタイトルに書かれているでしょう?
見て感じたままを撮ったのだから、
皆様も見て感じたままを思ってください。」


「きゃぁぁぁ…感じるって沙絵様を?」


はぁあああ…

純粋に写真を見ている人はいるのか不安になる。
私達は部室に籠ってお昼を食べる。

「これは、様子もわかるし、見守れるけど昼休みいっぱいここに缶詰めね。」


事務局長は集客力に満足しながらも、お弁当の蓋を開けて笑っていた。

外の黄色い声が静まる。どうやら先生方も見にきたようだ。

窓からその様子を覗いたメンバーが、校長もその中にいると教えてくれた。


その後は、皆が計画した通り、国語科の主任が丁寧かつ適切な表現力で美術部顧問に話しかける。

「僕、この写真によく似たものを最近何処かで見たような気がするんですが…

はて、何処でだっただろうか…」
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