この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第37章 思わぬ障害
「生まれた?」

「卵が先か、鶏が先かってこと、テーマを決めて素材選びをしたのかね?」

「卵が先でしょうか…
主張を何にするかと悩んでいて、仲間から普段なら写真を撮ってると指摘され、沢山写真を撮りました。

それでも気に入ったものがなく、気も重く、何で学校に向かうんだろうと思いながら通学してて、そびえたつ校舎が脅威に見え、
そこに学生が吸い込まれていくように見えたんです。」


「何でしゃがんで撮ったのかね?」

「何となく、そしてしゃがんだら、もっと脅威に見えて、学生は無力に見えたので思わずシャッターを切りました。」

「君は将来について考えている?」

「カメラマンになりたいと思ってますが、手段がわからず。」

「君はこれからもコンクールに応募する?」

「カメラマンになるための手段とならないなら、応募しません。」

「何故?」

「好きなものを撮りたいからです。」

「素晴らしい。だから最優秀作品賞なんだよ。
しかし、カメラマンになるのは難しいよ。

撮りたいものばかり撮っているのじゃ仕事にならないからね。

君が、皆がみたいと思う写真を撮り続けられるなら、写真集や個展をだすような、画家的な写真家になるといい。

しかし食べていける保証はないがね。」
/841ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ