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写性 …SHASEI…
第37章 思わぬ障害
新聞は白黒だったし、他の人の作品にもとても興味があった。
作品展はコンクールに応募したすべての作品が展示されていた。
来場者は学生やその父兄が多かった。
それぞれにテーマが工夫されていて、どうして私が選ばれたのかわからなかった。
自分の作品の前に来る。
選ばれたのは否定的なタイトルだからではないか、、
「沙絵、やっぱり沙絵だ。」
「え…翔…どうしているの?」
「2位がうちの学校の生徒だから、学校をあげて見学に来てるんだよ。
沙絵、おめでとう。
やったな。夢に近づけて…」
「ありがとう。でも、たまたまよ。」
「たまたまで、最優秀賞じゃ、すげぇな。」
「やめてよ〜そんな言い方…」
「沙絵が写真が好きで頑張ってるから、取れたんだろ?
ちゃんとわかってるから、」
「ありがと…
翔はどう?」
「1年のスタメン枠を狙って頑張ってるとこ…
あ〜でも、まさか会えると思わなかったなぁ。
母ちゃんからわざわざ電話きて新聞に載ったの聞いてたけど…」
「うん…私も翔に会えるなんて、だって寮に軟禁状態なんでしょ?」
「ひでぇな…確かに軟禁状態だけどさ。
まあ…お互い頑張ろうぜ。」
作品展はコンクールに応募したすべての作品が展示されていた。
来場者は学生やその父兄が多かった。
それぞれにテーマが工夫されていて、どうして私が選ばれたのかわからなかった。
自分の作品の前に来る。
選ばれたのは否定的なタイトルだからではないか、、
「沙絵、やっぱり沙絵だ。」
「え…翔…どうしているの?」
「2位がうちの学校の生徒だから、学校をあげて見学に来てるんだよ。
沙絵、おめでとう。
やったな。夢に近づけて…」
「ありがとう。でも、たまたまよ。」
「たまたまで、最優秀賞じゃ、すげぇな。」
「やめてよ〜そんな言い方…」
「沙絵が写真が好きで頑張ってるから、取れたんだろ?
ちゃんとわかってるから、」
「ありがと…
翔はどう?」
「1年のスタメン枠を狙って頑張ってるとこ…
あ〜でも、まさか会えると思わなかったなぁ。
母ちゃんからわざわざ電話きて新聞に載ったの聞いてたけど…」
「うん…私も翔に会えるなんて、だって寮に軟禁状態なんでしょ?」
「ひでぇな…確かに軟禁状態だけどさ。
まあ…お互い頑張ろうぜ。」