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写性 …SHASEI…
第37章 思わぬ障害
「すまん、すまん、野暮用があってな。」

最初は皆も本当に野暮用なんだと思っていた。


「今日も顧問遅いわね。」

「文化祭のテーマを決めたかったのに…」

「ちょっと私呼びに行ってくるわ。」

しびれを切らしたのか、部長が顧問を職員室に迎えにいった。

職員室にもいないし、他の先生に聞いてもわからないということだ。

「顧問、文化祭やる気あるのかしら…」

内容や重要事項は顧問の承認が必要で、部員だけで決めても許可されないのだ。

「悪い悪い…遅くなった。」

「今日も野暮用ですか?」

「ああ…」

「どこをほっつき歩いてるんですか。」


怖い…帰りの遅い旦那さんを叱る女房のような部長に皆が固まった。

「ちょっと…」

「ちょっとじゃないし、職員室に行ったら、誰も行き先知らないし、何やってるんですか?

文化祭出ないんでしょうか?」

「いや…」

「ごまかさないでください。どこに居たんですか…」

「あの…えっと…校長室に…」

「何かあったんですか?」

「いや…その、このままじゃ埒あかないし…」

「何をごちゃごちゃ言ってるんですか…」

部長…顧問を牛耳るのは、卒業してからにしてください。
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