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写性 …SHASEI…
第37章 思わぬ障害
「彼氏と別れるまであまりうちのことには頓着なかったみたいよ。」

「ファンクラブの申請がホワイトデー後っていうのがミソで、バレンタインに整理券の配布があることも知らず、券なしで手渡ししようとして、友達に止められて断念してるわ。」

「だからホワイトデーのカップケーキ配布後に入会してるってわけ。」

「じゃあ、今回のセミコンクールからコンクールの流れはファンクラブ通信で把握してるわけよね。」

「はい、そうです。」

「バレンタインの逆恨みか、本気で沙絵様と付き合いたいとか…この子が本丸の可能性もあるかしら…」

「それなら、直接沙絵様に接触を図るんじゃない?」

「沙絵様、この子と話したことある?」

「たぶんないと思います。」

「副部長、沙絵様にそれ聞いても無駄。クラブ会員なんて皆同じにしか見えてないから…」

あはは…
今度は顧問を交えて私以外の人が笑う。

だってわからないもの…

「じゃあ、事務局は会員を使って、」

「「「それとなくこの子が本丸かを探る。」」」

「そのとおり。」

「でも、女狐の対応はどうするの?」

「そういえば、肖像権のなんとかって、学年始めになんか出してない?」

「あ…」
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