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写性 …SHASEI…
第37章 思わぬ障害
「ふざけないでよ。おとなしく聞いてればいい気になって、
こっちは慰謝料請求したっていいわけよ。」

「お母様、それは昨日娘さんのことを思って、そんなものを要求していないと、

それとも、元々の訴えには、娘さんのこと以外の理由があるんじゃないですか?」

「いい加減にしなさいよ。話にならない。帰るわ。」

コンコン…

「今、来客中なので後にしてください。」

ガチャ…

「できません。お母さん何みっともないことしてるの?
写真で恥を晒すとかいって、自分の方がよっぽど恥ずかしいじゃん。

そもそも私の話もよく聞かずに、『最優秀作品賞に自分の娘が写ってる。』って自慢して、ママ友たちの前で恥をかいたって…

お母さんの都合じゃない。

私は沙絵様の写真の一部になれたこと恥だと思ってないよ?

娘の写真を見に行こうって誘った自分が悪いんじゃない。

私の写真じゃなくて沙絵様の写真だよ?

それなのに学校に来て、もっと恥ずかしいことして…
さっさと帰ってよ。
そして2度と学校に来ないで…」

「あなた…」

「すぐ帰って、みっともないのは、お母さんよ。」

女狐はおろおろしながらも校長室を出ていった。

「母がご迷惑おかけしました。沙絵様ごめんなさい。」
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