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写性 …SHASEI…
第39章 桜
「お父様、先にお風呂に入って、私アトリエと奥の間の絵を見たい。
そして、寝室で待っていて…」

「わかった。」

お父様は固い表情のまま部屋を出て行った。

アトリエのいずみさんに会いに行く。
お父様がいずみさんに会いに行っているのは知っていた。

動かない温もりのない絵を見て、8年前の思い出を抱いていることを、


「いずみさん、あなたの先生に私抱いてもらうのよ。
あの日で途切れてしまった時間を取り戻すの、邪魔しないでね。」

そして奥の間に入る。
五歳の時からの私、日常の様子や大晦日の絵の方が多い。
でも誕生日の6枚の絵は私の原点なのだ。

愛されたい。独りにされたくない。ずっと一緒に助け合って生きていく。
お父様がすべてだった時間。

お父様とsexしたら、もう何も未練はない。過去の私ともお別れしたいのだ。


後ろにいるお母様にも近づいた。

「お母様…
お父様の絵を描く生き方を後押しした年頃になりました。
お母様からお父様を奪いたいと思っていた。
でもね。
私、自分のやりたいことの為に生きるという道を見つけたよ。

お父様に抱かれたら、色んな呪縛から解き放たれると思うの。
だから許してね。」
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