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写性 …SHASEI…
第39章 桜
「すまない…どうしても無理そうだ。
とても愛しているから…」

お父様が項垂れる。
精神的なことで男性の機能が反応しないことは知っている。

お父様の申し訳なさそうな表情、あまり責められない。

「沙絵…横になって…」

せめて沙絵に良さを知ってもらいたい。

顔を埋め愛撫を再開した。
あん…お父様…

指をナカに進める。うねる襞を押し、入り口付近のイイ所を探す。

ン…

ビクンと動く反応を見て、そこを優しく攻めていく。

んぁあ…そこ…へん…いぃ…

じわじわと高めていく。

ぁあ…ああああん…

達しても愛撫をやめない。

だめ…も…いっちゃったぁ…

ぎゅうんと強い硬直をして沙絵は意識を飛ばした。

このまま朝まで眠ってくれればいい。沙絵を抱き締め布団を被った。

「沙絵…ごめんね…愛しているから…できないこともあるんだよ。」


8年ぶりに肌の温もりを直接感じて眠りについた。




「お父様に話さなきゃならないことがあるの。」

「ん…」

朝目覚めると沙絵が話しかけてきた。

「いずみさんのことなんだけど、いずみさんに会ったわ。」

「え?」

「会うというより、すれ違ったんだけど、その、子供を連れてたわ。」
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