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写性 …SHASEI…
第39章 桜
「お父様、肝心な部分が着物で隠れてるじゃないの…」

「沙絵、焦らしたり焦らされたり…
sexには細やかなシチュエーションが大事なんだよ。

お前も、相手が見つかったら気をつけるんだね。
裸で飛び付かれたら男は萎えちゃうかもしれないよ。」

「私には、よくわからないわ。」

お父様が私に愛を、sexを教えようとしている。

いずみさんを題材にするようにしながらも、その行為を加虐と感じるその体は美しかった。


「ねぇ、いずみ、貴女の此所は今どうなっているだろう。
僕に教えて?」

お父様が絵の百合の花芯を指差して妖艶に言った。
そしていずみさんの体を這うように、くねくねと指を動かし、花びらまで辿る。

いずみさんの体も、イヤらしくそれに反応していた。

沙絵がどうしたいのか、最初は考えている余裕もあったが、8年ぶりのいずみの反応に、だんだんその意識が薄れていく。


「ねぇ、いずみ…どうなってる?」


「な…なんともなっていません…」

これだけ明らかな反応を示しながら貴女はそれを認めない。

「そう、じゃあ見させてもらうね。」

僕は垂れた着物を捲り、いずみの女の部分を露にした。

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