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写性 …SHASEI…
第39章 桜
さらに沢山の条件を付けてきたが、仕方ない。
彼女の人生の半分を歪ませた罰なのだから…

そして、このメッセージとこれから受ける仕打ちに堪えられないようなら、
いずみとの愛もそこまでと言うわけだ。

訳も判らずこの状況にあるいずみには申し訳ないが、着物の裾を手繰った時、これだけの反応をみただけで満足した。

もし彼女が怯えて今日限り会えなくてもいいとすら思った。

僕は蜜壺から滴り蕾を通りすぎて尻から垂れる蜜を掬った。
そして貴女の内ももに触れる。

ピクン…

それだけで貴女は仰け反り、縄がギチギチと鳴いた。

「僕の指を濡らしたのは何ですか?」

ふぅ…

「百合よりも蜜を溢れさせているのは誰ですか?」

んん…

「貴女の体を離れ、甘い蜜が垂れていますよ。
味わわせてくださいね。」

触れられると思ったのか、貴女の体は喜びに震え出した。

舌先で垂れる蜜を絡めとる。

「ああ、貴女の甘い匂いがする。」

っ…あぁ…

貴女は触れられない哀しみに鳴いて震えた。

「先生…どうか許して…お願い…ワタシに触れてください…」

沙絵に見せるよう言われながら、つい、いずみに没頭してしまう。
ふと存在を意識して沙絵に話しかけた。
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