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第39章 桜

いずみさんの蜜壺の入り口を指でなぞる。

ふぁああ…

欲を孕んでいるいずみさんは妖しい声を漏らす。

｢可哀想だから私がこれでイカセてあげる。｣

いずみさんに筆を見せる。８年前お父様が使っていたのをあげることにした。

｢好きだったものね。｣

そ…そんな…

｢貴女は私から、父も母も恋人も奪ったの。
そして狂った私を置き去りにしたわ。

簡単には許せないのよ。

やっと普通の生活を取り戻したのに、また、ふらっとやって来て、お父様を簡単に奪うのね。

あげるわよ。

でも苦しんでもらう。

今日はこれでイキまくりなさい。

そして、もっといいものを見せてあげるわ。｣

すぐに８年前を取り戻す二人が許せなかった。

沢山苦しめばいい。


｢仰向けに寝て、頭をソファーから落としなさい。
脚はしっかり開きなさい。｣


先生が約束をするのは、沙絵さんへの償いなのではないか？
ならば、二人を置き去りにしたワタシも償わなければならない。

｢奴隷としては優秀だけど、従順過ぎてつまらないわ。

でももっと虐めるから安心してね。｣

憎しみに任せて言い放てばいずみさんの顔が歪む。