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写性 …SHASEI…
第39章 桜
「これは見たことある?」

仰向けになったまま、私を見あげるいずみさんにそれを見せた。

封印された部屋で見つけたリングだ。

「お父様が1人抜け駆けしないようによ。」

お父様のモノの根元にその輪を填める。

お父様が苦々しい表情になるのも嬉しい。

「お父様、いずみさんに説明してあげなさいよ。」


「このリングは射精を阻止するものだよ。」

逃げ出したあの日を思い出す。

先生が幼い沙絵さんに拘束され、根元を指で押さえられ、射精をコントロールされていたことを…

つまりはこのリングで先生はイキたくてもいけないのだ。

「いずみさん、だからといってフェラを手抜きしたら、お父様も貴女も、もっと酷い目に合わせるから」

いずみさんに強く言うと頷いた。

「要領はわかったわね。
私はいずみさんを筆で気持ちよくしてあげる。我慢してもイキまくってもいいわ。

いずみさんはお父様をよくしてあげなさい。
お父様も我慢してもイキまくってもいいわ。辛くなるだけだけどね。

どうすれば終わりになるのか。その合図は二人が訳判らずこのゲームに没頭できてから教えるわ。」

二人にルールを説明した。
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