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写性 …SHASEI…
第40章 薔薇の絵
「私、喘息持ちだったでしょう。だからペットとか飼えなくて。
あなたに着けてもらえて嬉しいわ。」
ずっと机の引き出しに眠っていた首輪を使う日が来たことが嬉しかった。
填めた首輪にチェーンのリードを付ける。
「大型犬をお散歩させるの夢だったの。いくわよ。」
グィッ…
リードが引くといずみさんは普通に歩こうとした。
「なにやってるのよ。犬は二足歩行しないわよ。」
リードを下に引っ張り四つん這いを促す。
「躾甲斐があって面白いわね。」
コンコン
「お父様入るわよ。
いずみさんがいらしたわよ。」
ドアを開けて中に入る。
四つん這いで裸で鎖を付けているいずみさんを見ても、
「ようこそ。」
お父様は絵から視線を落とし、普通に挨拶する。
「お邪魔してます。」
沙絵の悪趣味に驚いたが、顔に出しては喜ばせるだけだ。
僕は平静を装って絵に戻る。
いずみが写真から絵を描いていることを驚いていたが、それにも反応しなかった。
「お父様、いずみさんの体見てあげて…」
題材の前に沙絵さんが立ちはだかり無理矢理視線を向けさせる。
「ほら、お父様にちんちんしなさいよ。」
あなたに着けてもらえて嬉しいわ。」
ずっと机の引き出しに眠っていた首輪を使う日が来たことが嬉しかった。
填めた首輪にチェーンのリードを付ける。
「大型犬をお散歩させるの夢だったの。いくわよ。」
グィッ…
リードが引くといずみさんは普通に歩こうとした。
「なにやってるのよ。犬は二足歩行しないわよ。」
リードを下に引っ張り四つん這いを促す。
「躾甲斐があって面白いわね。」
コンコン
「お父様入るわよ。
いずみさんがいらしたわよ。」
ドアを開けて中に入る。
四つん這いで裸で鎖を付けているいずみさんを見ても、
「ようこそ。」
お父様は絵から視線を落とし、普通に挨拶する。
「お邪魔してます。」
沙絵の悪趣味に驚いたが、顔に出しては喜ばせるだけだ。
僕は平静を装って絵に戻る。
いずみが写真から絵を描いていることを驚いていたが、それにも反応しなかった。
「お父様、いずみさんの体見てあげて…」
題材の前に沙絵さんが立ちはだかり無理矢理視線を向けさせる。
「ほら、お父様にちんちんしなさいよ。」